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タラパカ グランレゼルバ動画を公開しました

チリで初めてグランレゼルバを造ったビニャ・タラパカ。

タラパカ グランレゼルバの紹介ビデオを公開しました。

 

チリ国内市場プレミアムクラスで、売上第一位を誇っています。

 

タラパカ グランレゼルバ(The Gran Reserva of Chile)

 

 

 

タラパカ グランレゼルバ(サマリー編)

 

 

タラパカ醸造責任者、セバスチャン・ルイス

2014年、タラパカ醸造責任者として、セバスチャン・ルイスが、就任しました。

【セバスチャン・ルイス略歴】

チリ大学農業学学士、チリ・ポンティフィカル・カソリック 大学で、醸造学及びブドウ栽培学を修める。

ボルドーのCh.メルル、ナパのベリンジャーでワイン造りに 従事し、土壌、気候についての知識、最新の醸造技術を習得。   1988年、タラパカ醸造チームに参画。セラー管理、ヴァラエタルワイン製造責任者を経て、2001年よりミシオネス、フィンカ・ラ・セリアなどVSPTグループブランドの醸造責任者を務める。 グループ傘下にあるアルゼンチンのブティックワイナリー、フィンカ・ラ・セリアでは、ワイン・アドヴォケイト(パーカーポイント)93点、 デキャンター92点を獲得するなど、国内外で高く評価されているワインを造りだしている。 セバスチャン・ルイスは、マイポヴァレーの中でもタラパカのあるロザリオ・エステイトのポテンシャルを信じ、その独特の恵まれた気候、土壌条件を最大限生かし、卓越した豊かな味わいとして、自身の手がけるグランレゼルバシリーズで表現している。

 

 

2011年のタラパカ収穫レポート

ビニャ・タラパカの醸造責任者Edward Flahertyより、2011年の収穫レポートが届きました。

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春から初夏にかけて、涼しい日が続き、開花時期がずれこみ、収穫時期は、総じて例年より2週間程度遅かった。気温の低い地域では、メルローは5月に入っても収穫時期を迎えておらず、真夏にはめずらしい雨の日が数日あったものの、葡萄の品質に影響を与えるには至らなかった。

ソービニヨン・ブラン
マイポ、カサブランカ、レイダヴァレーを通じて、前年より高品質のものが収穫された。マイポヴァレー産は、ネクタリンやレモンの豊かなアロマが特徴的。カサブランカヴァレー産は、シトラス、レモングラスの香りが特徴的、収穫量も増加した。 レイダヴァレー産は深みがあり、火打ち石・ピーマンの絶妙なコンビネーションを備えている。いずれも酸は概ね例年より高めとなっている。

シャルドネ
2011年は果実味が豊かなシャルドネとなった。アルト・マイポでは、春先の霜の影響で生産量は減少してしまったが、カサブランカヴァレーとマイポヴァレーの冷涼な地域では、素晴らしいシャルドネを産出し、質の高いワインとなる見込み。 レイダヴァレー産も豊かで深みのあるシャルドネが収穫された。

メルロー
果実が熟すまでに長い時間を要するなど例年と異なる状況であったが、一部の例外を除き品質は総じて良好。ワインは色も美しく、通常よりも熟成感もある仕上がりとなっている。

カルメネール
丘陵側では、深みのある色とスパイシーな味わいが特徴の良質なカルメネールが収穫できた。河岸側は気候の影響もあり、フレッシュな香りが特徴的な仕上がりとなった。アルト・マイポ産は、熟した風味が特徴的となっている。

カベルネ・ソービニヨン
完熟期に気温の低い日が続いた影響で、生産量が下がる一方で、濃厚なカベルネとなり、結果的にイスラ・デ・マイポでは、近年最高の出来のビンテージといえる。品質は素晴らしいが、生産量の低い上に販売量が増加していることが課題となってくるであろう。

総括
2011年は、収穫時の人手不足に加え、生産量の低さに比して出来上がった凝縮された素晴らしい赤ワイン用ブドウ、シャルドネが印象として残るであろう。

 

高品質ワインが生まれる秘密

ビニャ・タラパカの歴史 
1874年、チリの有名な実業家であったドン・フランシスコ・デ・ロハスが、「ビニャ・ロハス」として、アンデスの丘陵地帯のブドウ畑で栽培を始めたのがビニャ・タラパカの起源です。フランシスコは、フランスから苗木を輸入し、ワイン造りを始めました。 その後、いく度かの買収や合併を経た後、2008年には、サンペドロ社と合弁しました。社名をビニャ・サン・ペドロ・タラパカ社(VSPT)とし、ヨーロッパ各国を始め世界50カ国以上へ輸出する、国内第2位のワインメーカーとなりました。
2011年には、副社長のレネ・アラネダが、85社が加盟する生産者団体、ワインズ・オブ・チリの会長に就任するなど、チリワイン業界を牽引するワイナリーです。 

高品質ワインが生まれる秘密 
気候と土壌
ビニャ・タラパカのワインは、マイポヴァレーを始め、カサブランカヴァレー、レイダヴァレーの3つの土地から生みだされます。


 マイポヴァレー 
温暖な地中海性気候で、降水量が極めて少ない乾燥した長い夏、豊富な日照量、また太平洋とアンデス山脈から吹く冷涼な風による昼夜の気温差が非常に大きいことから、酸と糖分のバランスの良い、良質なブドウが栽培されます。 土壌は火山性の小石が入り混じり、有機成分が多く水はけが良く、高品質のブドウを栽培するのに非常に最適な土地です。 周囲を山と川に囲まれたすり鉢状の地形となっており、その中に多様な気候条件、変化に富んだ土壌が混在しており、気候、土壌、水分の計測を綿密に実施した上で、各区画ごとに最適な品種を多数栽培しています。 

カサブランカヴァレー 
冷涼な気候により、ブドウが時間をかけて熟成するため、酸と糖分のバランスがよく、卓越した香りを持つワインが生まれます。 

レイダヴァレー 
大西洋近くに位置し、春から夏にかけて気温が低いことから、シャルドネやソーヴィニヨンブランに適した土地となっています。 

醸造チーム 
35名の醸造家からなるプロフェッショナルな醸造チームを有し、最新設備、ヨーロッパの第一線で活躍していた技術者の技量を駆使することで、特に木樽を使用した長期熟成の高品質ワイン製造に長けています。  また、卓越した手腕で、パーカーポイントメーカーの異名をとるポール・ホッブス氏がコンサルタントを勤めています。

 

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